平成15年度 ハイカラ通信


5月度

『FROM THE EASTERN SEA』を展示



 2003年4月13日から常設展示にヨネ ノグチ著 『FROM THE EASTERN SEA』(東海より)を加えました。明治36年10月26日発行の英詩集で、啄木が節子と恋愛時代、節子から贈られたものがこの英詩集でした。啄木はヨネ ノグチ(本名 野口米次郎)の詩のとりこになり、明治37年1月1日の岩手日報に「詩談一則《『東海より』を読みて》」を発表したことはすでに知られています。また、啄木が野口氏に宛てた2通の書簡(いずれも明治37年1月)からは、啄木がこの詩集から大きな影響を受けたことが伺われます。



6月7日(土) 2003年度 啄木祭



テーマ  啄木と尾崎豊〜時代を駆け抜けた青春〜

 石川啄木が亡くなって90年が過ぎました。今でも、啄木の歌は多くの人々に愛されています。そして尾崎豊もまた亡くなって10年が過ぎ、今でもその歌は多くの人々に愛されています。
 尾崎豊の死後発見されたノートには、1首の啄木の歌が記されてあったといいます。

    人ひとり得るに過ぎざる事をもて
    大願とせし
    若きあやまち

 尾崎豊もまた啄木から何らかの影響を受けていたのかもしれません。彼の歌詞には啄木の短歌を彷彿させる言葉をたくさん発見することができます。

 時代を歌い、青春を歌い、自由と愛を歌ったこの二人の青年は、共に26歳という大変短い生涯を駆け抜けるように生きました。明治の青年と昭和の青年、時代は違っても、二人の歌に多くの人々が自分の人生の悲喜哀楽を重ね合わせるのでしょう。二人の歌や言葉は永遠に私たちの心の代弁者とも言えましょう。
 2003年度啄木祭では、啄木と尾崎豊に共通するものを見い出し、二人の青年の魅力に迫ると共に、若い人々が尾崎豊を通して、啄木の歌に深く触れていただこうとするものです。

◆プログラム◆
脚本:花坂洋行
演出:浅沼 久
開会セレモニー
 ○渋民小学校による鼓笛隊演奏 ○開会式
第1部 鼎談「啄木と尾崎豊の魅力」
 出演:音楽プロデューサー須藤晃
    テレビ岩手制作局制作部 廣嶼文樹
    石川啄木記念館学芸員 山本玲子
第2部 啄木の歌・尾崎豊の歌の競演
 出演:高橋法聖、中嶋宏子、中嶋真弓、コールすずらん、
    ビックサウンド姫神、渋民中学校

テーマ 啄木と尾崎豊〜時代を駆け抜けた青春〜
日時 2003年6月7日(土)
開場/13時  開演/13時30分
場所 姫神ホール(玉山村文化会館)
入場料 前売券 500円 、当日券700円
    (高校生以下無料)




歌集『一握の砂』復刻版を発売


歌集『一握の砂』復刻版を発売

 石川啄木記念館では名著復刻シリーズ第一弾として石川啄木著 歌集『一握の砂』を発売しております。
 当館所蔵の初版本を元にして完全復刻したもので、1000部限定販売です。
 ご購入ご希望の方には、宅急便でお送りする方法もとっております。詳しくは下記にお問合わせ下さい。
   電   話 019−683−2315


平成15年度啄木祭関連事業


第19回短歌大会 平成15年5月4日(日) 午前10時〜 玉山村文化会館
第45回俳句大会 平成15年5月11日(日) 午前10時〜 玉山村文化会館






7月度

スポット展示  「啄木と海」


スポット展示

啄木と海

「山は動かざれども、海は常に動けり。」

(明治40年5月5日の啄木の日記より)

展示期間:平成15年7月20日〜9月30日


(写真:啄木が見た函館の海)

 東北の山中に育った石川啄木は、海の詩集を読んだり、旅先で海を見ることはありましたが、最も海に親しみを抱くようになるのは、故郷を離れ、北海道で1年間の漂泊生活をした時でした。
 海は啄木の眼にどのように写り、何を感じ、どのような影響を与えたのでしょうか。

(このコーナーでは啄木の一面に光を当てて展示しています)







 明治39年、啄木は[自分の心の呼吸を故山の子弟の胸奥に吹き込みたい」と願い、渋民尋常小学校の代用教員として教壇に立ちました。その校舎において「啄木学級]を開校し、啄木のふるさと玉山村の自然と人々に触れ合いながら、啄木文学について理解を深めることを目的とします。
主 催 玉山村観光協会・(財)石川啄木記念館
開校日 平成15年7月27日(日)
場 所 渋民尋常小学校校舎 (石川啄木記念館)
定 員 50名
授業料 1人 2,000円 (記念写真・昼食など)
 当日、受付で集金いたします。
願書受付 平成15年7月22日(火)までに、はがきに住所・氏名・年齢・電話番号を記入のうえ、お申し込みください。
申込先 〒028−4132 岩手県岩手郡玉山村大字渋民字渋民9番地
財団法人 石川啄木記念館
 TEL 019-683-2315
 FAX 019-683-3119
日 程
(時間割)
9:00-9:30 受付
9:30-9:50 入学式
 @開式のことば
 A式辞
 B祝辞
 C校歌斉唱(春まだ浅く 作曲:古賀政男)
 D閉式のことば
9:50-10:50 授業(1時間目)
  講演  演題  「子どもの居場所考
 -合言葉は、のんびり、ゆっくり、ぽけ〜-」
講師 吉成信夫氏 いわて子どもの森館長
11:00-11:30 授業(2時間目)
  対談  吉成信夫氏
山本玲子学芸員
11:30-11:40 記念撮影
11:40-12:30 給食(記念館に隣接した勤労者研修センター)
12:30-13:20 移動(バス)
13:20-14:20 社会科見学 いわて子どもの森見学
14:20-15:10 移動(バス)
15:10-16:00 啄木記念館と宝徳寺見学
16:00-16:20 卒業式
 @開式のことば
 A卒業証書授与
 B卒業生答辞
 C閉式のことば


8月度


主 催 (社)盛岡観光協会・玉山村観光協会
開校日 平成14年8月24日(日) 午後1時から(受付:12時15分から)
場 所 「有楽町朝日スクエア]
 東京都千代田区有楽町 有楽町マリオン11階
定 員 250名
授業料 1,000円
願書受付 往復はがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号をご記入の上、玉山村観光協会へお申込ください。受付後、返信用はがきにて入学許可書を送付いたします。
※定員になり次第締め切りとさせていただきます。
※往復はがき1通につき1名さまのお申込といたします。

締切日:8月15日(金)
申込先 玉山村観光協会
〒028−4195 岩手県岩手郡玉山村渋民字泉田77-1
玉山村役場 地域振興課内
 TEL 019-683-2111
 FAX 019-683-1130
日 程
(時間割)
1.入学式
2.授業
◆1時間目:講演「啄木への思い」
三好 京三氏(作家)
◆2時間目:対談「啄木と学校」
三好 京三氏(作家)
山本 玲子氏(石川啄木記念館学芸員)
3.卒業式
 卒業生代表に卒業証書の授与
4.アトラクション
 抽選で40名の方に記念品をプレゼント


●プロフィール
三好 京三 (みよし きょうぞう)作家
 1931年3月生まれ。岩手県胆沢郡前沢町に生まれる。一関高校卒業後、前沢町役場勤務を経て、小学校教員を務める傍ら、慶応大学文学部(通信教育)を卒業。この間、「北の文学」「東北文庫」などに参加し、1975年「子育てごっこ」で第41回文学界新人賞を受賞。翌1977年、同作品で第76回直木賞を受賞。1978年教職を退き、執筆に専念。北上川倶楽部会長。日本文芸家協会・日本ペンクラブ会員。
●受賞暦/第41回文学界新人賞(昭和50年)「子育てごっこ」。第76回直木賞受賞「子育てごっこ」。
●主な作品/「子育てごっこ」・「分校日記」・「俺は先生」・「源義経」・「北天の十字架」・「独眼竜政宗」・「分校ものがたり」など




12月度

スポット展示  「啄木とスバル」


スポット展示

啄木とスバル

〜さらばスバルよ!〜

 

展示期間:平成15年10月25日〜12月27日



  第2回目になる今展示は「啄木とスバル」をテーマに、啄木がスバルに関わっていった経緯と、啄木が編集兼発行人となった初年度のスバル及び、江南文三が編集人兼発行人となった二年度から五年度のスバルを展示しています。
 さらに啄木が添削した大分県の短歌グループ「みひかり会詠草」(写真)もあわせて展示いたしました。



2月度

2月21日(土) 啄木生誕祭「啄木カルタ」大会


目 的 2月22日の啄木生誕日併せ、地元に根ざした啄木文学の理解や浸透を図り、特色ある教育を推進するため「啄木カルタ」大会を実施する。
主催者 啄木祭実行委員会(玉山村、玉山村教育委員会、石川啄木記念館)
開催日時 毎年2月の第3土曜日(2月二十日誕生日付近)
平成16年2月21日(土)午前10時から12時
会場 玉山村中央公民館(文化会館内)
開催要項 小学生(1〜3年)個人戦の部・団体戦の部、小学生(4〜6年)個人戦の部・団体戦の部、中学生個人戦の部・団体戦の部、一般個人戦の部の七部門とする。各部門に賞を設ける。
※団体戦の部は3名でひとつの団体とし、各学校何チームでも参加可とする。
※申し込みは、団体での申し込みは個人戦の申し込みを兼ねる。
※個人での申し込みは個人戦のみとする。
※一般個人戦の部は自由参加とする。
  参加料は村内外問わず無料。参加者全員に参加賞あり。
申し込み先 郵送またはFAX
(財)石川啄木記念館または玉山村教育委員会社会教育課
(財)石川啄木記念館 〒028-4132 玉山村大字渋民字渋民9
TEL019-683-2315 FAX019-683-3119
玉山村教育委員会
社会教育課
〒028-4195 玉山村大字渋民字泉田77-1
TEL019-683-2111 FAX019-683-2824
申し込み期限 平成16年2月14日



申込先

財団法人 石川啄木記念館

住所

 岩手県岩手郡玉山村大字渋民字渋民9

TEL

 019-683-2315

FAX

 019-683-3119

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